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Microsoft Graph Security API Alerts v2 トラブルシューティング🔗

このドキュメントは、Microsoft Graph Security API Alerts v2 インテグレーションに関するトラブルシューティングガイドです。Microsoft Defender ポータルで表示されているアラートが Secureworks® Taegis™ XDR に取り込まれない場合の対応手順を含みます。

XDR でアラートが表示されない理由🔗

Microsoftは、従来の Graph Security Alerts API(/security/alerts)から新しい Unified Alerts API(/security/alerts_v2)へ移行しました。これらのAPIは異なるバックエンドシステムからアラートを取得するため、それぞれのAPIで返されるアラートは必ずしも同一ではありません。

  • 従来のアラートAPI は、Microsoft Graph Security フェデレーションレイヤーを通じて複数のセキュリティプロバイダーからアラートを集約します。
  • alerts_v2 API は、Microsoft Defender XDR の統合アラートシステムからアラートを取得します。

そのため、従来のAPIで取得できるアラートは、該当するアラートプロバイダーがMicrosoft Defenderと正しく連携されていない限り、alerts_v2 には表示されません。

XDR で一貫したアラートの可視性を確保するには、すべてのセキュリティアラートプロバイダーがMicrosoft Defenderに接続されており、Defenderの統合アラート画面でアラートが表示されていることを確認してください。

サマリー🔗

API バックエンド 取得内容
従来の Graph alerts API (/security/alerts) Microsoft Graph Security フェデレーションレイヤー 複数プロバイダーから集約されたアラート
Unified alerts API (/security/alerts_v2) Microsoft Defender XDR 統合アラートシステム Defender統合画面を通じて流れるアラート

このアーキテクチャの違いにより、すべてのアラートプロバイダーがMicrosoft Defenderと連携されていない限り、各APIで返されるアラートは必ずしも一致しません。

トラブルシューティング手順🔗

ステップ1: Microsoft Defender へのアクセス確認🔗

お客様のテナントがMicrosoft Defenderポータルにアクセスでき、アラートが生成されていることを確認してください。

  1. Microsoft Defender ポータル を開きます。
  2. Incidents & alerts > Alerts に移動します。
  3. この画面でアラートが表示されていることを確認します。

ここでアラートが表示されていれば、適切なAPI権限が設定されている場合、Microsoft Graph Unified Alerts API(alerts_v2)でもアクセスできるはずです。

詳細はMicrosoftのドキュメントを参照してください:

ステップ2: テナント内のセキュリティアラートプロバイダーの特定🔗

Microsoft Graph Security APIは、複数のセキュリティサービスからアラートを集約します。例:

  • Microsoft Defender for Endpoint
  • Microsoft Defender for Office 365
  • Microsoft Defender for Identity
  • Microsoft Defender for Cloud Apps
  • Microsoft Defender for Cloud
  • Microsoft Entra ID Protection

アラートが Microsoft Defender XDR と連携されていない プロバイダーから発生している場合、それらのアラートは従来のAPIには表示されますが、Unified Alerts APIには表示されません。

Microsoft Graph Security APIのアーキテクチャや対応プロバイダーについては、Use the Microsoft Graph security API を参照してください。

ステップ3: Defender ワークロードが接続されていることの確認🔗

Microsoft Defender ポータル内で:

  1. Settings に移動します。
  2. ワークロードに応じて EndpointsIdentitiesCloud Apps、または Email & collaboration を選択します。
  3. ワークロードが enabled または onboarded と表示されていることを確認します。

各Defenderワークロードが正しく設定され、アラートを生成している必要があります。これにより、統合アラートシステムにアラートが表示されます。

詳細はMicrosoftのドキュメントを参照してください:

ステップ4: DefenderとAPI間でのアラート比較🔗

API取り込みを検証するには:

  1. Microsoft Defender ポータルで Incidents & alerts > Alerts に移動します。
  2. アラートを最近の期間でフィルタリングします。
  3. API経由で XDR に取り込まれたアラートと、アラートIDやタイムスタンプを比較します。

この比較により、Defenderで表示されているアラートがMicrosoft Graph API経由でも取得できているかを確認できます。

エスカレーションが必要な場合🔗

  • Microsoft Defender ポータルで表示されているアラートが XDR に表示されない場合は、該当するアラートIDとタイムスタンプを添えてサポートにお問い合わせください。追加調査をサポートいたします。
  • アラートがDefenderの統合アラートワークフローを通じて連携できないことが判明した場合は、Microsoft側の制限となるため、Microsoftにお問い合わせください。