Microsoft Windows Event Log インテグレーションガイド🔗
Microsoft Windows Event Logはさまざまな製品からアクセスでき、Windows Event LogをSecureworks® Taegis™ XDRデータコレクターへ転送することでセキュリティイベントの監視が可能です。XDRデータコレクターは、Snare over Syslog形式のWindows Event Logを受け付けます。
_Snare over Syslog_形式でMicrosoft Windows Event Logの転送をサポートするベンダー例は以下の通りです。
商用製品:
- Intersect Alliance Snare Enterprise
- NXLog Enterprise
- TIBCO Universal Collector
- Syslog-ng Agent for Windows
オープンソース製品:
- NXLog Community Edition (CE)
購入や設定方法については、各ベンダーのサイトをご参照ください。
接続要件🔗
| ソース | 宛先 | ポート/プロトコル |
|---|---|---|
| Windows server | Taegis™ XDR Collector (mgmt IP) | UDP/514 |
インテグレーションから提供されるデータ🔗
| 正規化されたデータ | 汎用的な検知 | ベンダー固有の検知 | |
|---|---|---|---|
| Microsoft Windows Event Log (Microsoft-Windows-Security-Auditing) | File, Management, Process, Thirdparty | Auth, Netflow |
重要
一部の検知ルールは、Windowsがデフォルトで記録しないWindows Event Logのフィールドに依存しています。
Event ID 4688(プロセス作成)でProcess Command Lineを取得するには、以下のポリシーを有効にしてください: Administrative Templates > System > Audit Process Creation > Include command line in process creation events。このポリシーを有効にすることで、該当フィールドが記録され、プロセスのコマンドラインデータに依存する検知がサポートされます。
注意
XDR検知機は、データソースのログが特定の検知機に関連付けられたスキーマに正規化されていても、必ずしもトリガーされるとは限りません。ただし、カスタム検出ルールを作成することで、データソースから正規化されたデータに基づいて検出を生成することができます。
Snareエージェント ログ記録ドキュメント🔗
重要
XDRで必要となるSnare-over-Syslog形式でSnareエージェントを設定してください。
Intersect AllianceのSnare Enterprise Windows Agentに関するドキュメントは以下のリンクをご参照ください。
- Snare Enterprise — Windows Event Log (WEL)、Microsoft DNS Debug Log、Microsoft IIS log、Microsoft DHCP logの収集。
重要
データソースは、XDRが正しいタイムゾーンを報告できるよう、タイムスタンプをUTCで報告するように設定する必要があります。
注意
Intersect Allianceは、SecureworksバージョンのSnare Enterpriseエージェントのサポートを終了し、現在はレガシー扱いとなっています。リテール版のSnare Windows Agentのご利用を推奨します。ライセンス取得の支援については snaresupport@prophecyinternational.com までご連絡ください。
NXLog テンプレートダウンロード🔗
重要
この設定テンプレートは、XDRのお客様向けの便宜として提供しています。ベストエフォートでトラブルシューティングを行いますが、高度な設定や問題についてはベンダーにご相談ください。
- nxlog_WEL.txt — このテンプレートは、Snare over Syslog形式でのNXLog CE設定用です。
重要
データソースは、XDRが正しいタイムゾーンを報告できるように、タイムスタンプをUTCで報告するように設定する必要があります。
注意
NXLog CEはタイムスタンプをUTCに変更することをサポートしていません。これが必要な場合は、NXLog Enterprise Editionなどの別製品が必要です。